キングカズはパンダじゃない

「30歳を過ぎると急に体にガタが来るよ」人生の先輩にそんなことを言われたが、個人的には36歳あたりからだんだんと体にキレがなくなってきたように感じる。例えば、全力で走ってみると、思い描く姿と実際に大きなギャプがある。だから、50代になったらきっと走るだけで精一杯なのだろう。 2017年3月12日、J2横浜FCのキングカズこと三浦知良がJリーグ初の50歳ゴールを決めた。こぼれだまに見事に反応したという。サッカーでは20代後半でベテランと言われる世界である。 さらにすごいのは、カズはこの試合に先発で出場しているということである。プロのお金が掛かる本気に試合だ。単なる客寄せパンダではなく、若手を抑えて先発の座を勝ち取り、見事にゴールまで決めているのだ。 天才という言葉で終わらせたら、きっと本人は納得がいかないのだろう。衰える身体能力を維持しながら、経験則と精神支柱としてチームを引っ張る姿は、多くの人に勇気を与えた。見えない努力は想像を絶するような気がする。私たちにはボールを蹴ってゴールすることはできないが、自分たちの目標[ゴール]は達成できるかもしれない。 ※参考文献 読売新聞、(2012・3・12)、「カズ史上初50歳ゴール…最年得点記録更新」

『ゴーマニズム宣言 脱原発論』 〜原発リスクは0にする〜

この著書の内容にあるデータや事実等がすべて真実として議論することはできない。また、素人には判断が難しい詳細な科学的データや歴史的・社会的背景など多い。しかし、総じてこの本の示す方向性が正しいように感じる。やはり、日本は原発から代替エネルギーへの転換を図るべきであろう。 特に危機感を覚えた特筆すべき内容がある。考えてみれば当然のことなのであるが、それは使用済み核燃料と高レベル放射線廃棄物の処理についてだ。核燃料の再処理最終形態であるガラス個体物の表面は、人間が20秒で死ぬとされる放射性の214倍以上の放射線量を出している。さらに悪いことに、それが安全な物質になるまでにはおよそ10万年かかるという。つまり、最終的な処分場所として地中を選び、金属等で覆われた状態にしても、地殻変動を考えれば非常に危険な状態である。まして日本は地震大国だ。「人類はもう取り返しのつかないことをやってしまった」だけではなく、「全人類の歴史に対する責任」なのである。 何万年という期間を考えれば、そもそも原発施設自体がもろい建造物である。インフラは一定の年限で老朽化する。原発問題も想定外が起こったからこそクローズアップされたのだ。そうした事実から目をそらしてでも原子力発電に拘る理由が分からない。利権か?それとも不都合な事実? 小林の言うように、は原子力の技術は、「リスクが大きすぎて失敗が許されない」もので「国家の保証上、危険すぎる」のだ。原発は技術・防衛・環境などあらゆる視点からリスクの最小限からリスクのゼロに向かわなければならない。 批判のみなら誰でも出来るかが、最後に今後の展望も実証的に示している。代替エネ

DMM英会話「世界の英語教育セミナー」 〜最先端は熱かった!〜

DMM英会話の本部で「世界の英語教育セミナー」というものに参加してきた。教育関係者を招いての実験的なプロジェクトだったようだが、佐野市からいらっしゃった先生など熱心な方が大勢いた。 講演者は嶋津幸樹というELT Teacher Awardを受賞された教育のプロ中のプロだ。IELTに造詣が深く、海外で映像を用いた授業方法の研究をした、講演の趣旨は、日本のこれからの授業はコミュニカティヴアプローチであるべできで、日本の従来の方法を変えていき、meaningful interaction、すなわち、何かの意味を持って英語で議論するべきだと述べていた。英語の使用法ではなく内容であるということだ。 日本の英語教育では、アクティヴラーニングがもてはやされている。それ自体は間違ってはいない。日本人教師の説明を日本語で聞いて英語が使えるようになることの方が不思議だ。島津氏は、特に「日本にはコミュニカティヴメソッドに関する資源が少ない」と言っていたがその通りだだろう。巷の文献は理論的な内容が多く、どう実践されるべきか語られているものは少ない。 私が発言させてもらったのは「こういう機会に教材や経験などを共有したい」ということ。全体的に上層向けに話ではあったが、それにしても、こういう場に出席する関係者はとにかく、熱い! 参考文献 DMM英会話「世界の英語教育セミナー」、2015・2・25 @DMM本社

卒業する君たちへ

君たちが小学生のときに東日本大震災が起きた。それからちょうど今日で6年。日本が復興に向けて取り組む中で、今日は大きな一歩を踏み出すことになる。 これから様々な集団で活動していく中で理不尽だと感じることや大きな挫折もあるだろう。でも、あきらめることなく、常に勉強する姿勢を貫いて惜しい。変化の激しい国際競争社会ではそれぞれの分野で常に知識・技能をアプデートしていくことが求められているからだ。 だからこそ、常に目標を設定し、自らの進むべき道を開拓していって欲しい。自分で掲げた指針に向かって取り組むことが、社会の一員として社会に貢献することにつながるのだ。大きな夢を持って、豊かで平和な社会の創造のために、人生という大空に飛び立って欲しい。

教員のTOEIC問題

読売新聞によると、今年度受験した京都府(京都市除く)の中学校教員74人にTOEICを受験させたところ、730点(英検準1級相当)以上は16人だったという。そのうち14人は500点に届かず、最低点は280点だ。府教委は、教員の多忙を考慮しながらも環境体制の構築を考えるそうである。 しかし、このTOEICという試験の英語は、中学校の基礎的な英語と質量ともにかなり隔たりがある。実際、その内容は読み・書きに特化したビジネス英語で、受動型英語の能力を測定するものである。だから、一概にこの点数が低いからといって総合的な英語力が乏しいとは言えないのである。 問題の本質の1つは、府教委の言うように教員の多忙感や労働環境だろう。高校の教員は教員免許を所持し、教員採用試験という選抜試験に合格しているだから、専門的知識はある。さらに勉強する時間が欲しいと思っている方も多いのではないか。公表された数値を批判的に扱うよりも建設的な議論に発展して欲しいと思う。 ただし、英語を専門職とするならば、ある程度の能力は求められる。環境等が改善されたならば、あとは使命感や誇りの問題ではないだろうか。 ※参考文献 読売新聞、2017.2.28、「中学英語教員、達成2割…TOEIC目標」

Featured Posts

Categories

Archives

Copyright © 2016-2020 Seize your Sky All Rights Reserved.