AIとその周辺の論点整理 2018

医学がどれほど進歩してもなかなか医療事故は減らない。例えば、癌患者が誤診断をされ、手遅れになったという事例は後を絶たない。医学はミスを許されない世界であるが、人間が行う以上はそのリスクを完全に排除出来ない。しかし、今後はそうした医療ミスが限りなくゼロに近づく可能性がある。AIの活用である。AIは正確な医学的診断を行い、その診断に従って医療従事者が対応をすることになるかもしれないからだ。 現在社会を表現する端的な表現は、グルーバル化した競争原理に基づく「格差社会」である。そこではコスト削減を目指してAIが重要な役割を担ってくる。それこそがディーラーニング開発の出発点でり社会問題の起点でもある。現在ではAIという概念や性質が広まったことで、今後はその技術をいかに活用していくべきか議論の中心になる。超高齢化社会の日本ではどのような具体策を持っているか。例えば、高齢者の活用[エイジノミクス]、移民の受け入れ[移民のミクス]、そして女性の活用[ウーマンミクス]といった方法が模索されているが、最終的にはAIを日常的に活用することが現実的である。さらに、ビッグデータの処理とプラットフォームの構築といったAIの活用方法[データノミクス]が解決策となる可能性もある。医療や福祉、地域問題までAIの影響は私たちの生活にどんどん入ってくることが社会問題のトレンドとなってきている。 私が常々生徒に伝えていることは、AIが持ち合わせていない人間だけの長所、すなわち抽象概念を用いながらの想像力や言葉の力を養っていかなければならないということだ。実際、AIには抽象的な概念を用いたコミュニーケーションを取ること

『子どもと学校』 〜二項対立を超えて〜

教育は議論しやすい。自分自身が通ってきた道であるし、親になれば学校との関係が出てくる。だから、目の前の事象ー例えば、生徒の問題行動などーに対して、白か黒かといった二極的な視点に陥りやすい。生徒の問題行動が善悪の基準でのみ図られると本来の教育が成立しないこともありえる。 本書は、そうした二極的な論争を徹底して拝する。例えば、個人の確立や個人差の肯定などに基づく「父性原理(男性の目)」と、場への所属と包み込むような平等感による「母性原理(女性の目)」から見た社会の様相および教育方法の実際を分析する。このとき、どちらも肯定しつつ、成長過程の子どもや置かれた状況から臨機応変に両方の視野からの指導を模索している。本書の肝は「教育の現場は、既成の価値によって運営されるというのではなく、新しい価値を創造していく場としての意味を持つ」ことだろう。 生徒指導も数十年前のアメリカで行われていたいっさいの妥協を許さない「ゼロトレランス」の導入から、「モンスターペアレンツ」の出現で叱責することさえ憚れる時代へとまるで振り子のように振り子のように動いている。どちらが正しいということではなく、生徒の発達段階や資質能力によってアウフヘーベン的に対応していくしかないというのが「公式」になるのだろう。目の前にいる生徒に対して、どの指導方法が適切なのかを見定めて指導する、そのための知識・技術、経験といった「引き出し」の多さが教師としての信頼や魅力などに繋がって行くのだろう。教育とはそれだけ曖昧で複雑で、だからこそ魅力的なものになるのかもしれない。 生身の人間を相手にしているだから、確たる「公式」がないのも当然だ。

教員採用試験論文対策 課題②「確かな学力」

教員採用試験論文対策②「確かな学力」(2012)の模範解答である。(一部訂正している。) ************************************* 「確かな学力」('12)<1500字程度> 私は、「確かな学力」とは、基礎的・基本的な知識・技能を習得すると共に、それらを活用するための思考力・判断力・表現力までを含むものであると考える。ところが、私が英語科教諭として勤務をした学校の生徒は、生徒自身が意見を簡潔に述べる記述問題になると、途端に白紙の割合が多くなった。また、生徒は、テストが終わった途端に学習に対して無気力になってしまう傾向もあった。 そうした生徒の実態の原因は、生徒が「確かな学力」を十分に身に付けていないからであると考える。従来、日本は、受験戦争の激化によって知識や技能の詰め込みが主流であったために、思考力・判断力・表現力の育成が後回しになった。このことはPISAなどの国際学力調査においても明らかとなっている。また、高度経済成長を経て、多くの家庭に経済的余裕が生まれ、同時に、大学全入時代が到来したことで、生徒は以前の世代に比べ、より豊かな生活を求めようとする向上心が低下し、学ぶ意義や目標を失っている。 よって、私は、「確かな学力」に関して、2つの課題があると考える。第一に、基礎的・基本的な知識や技能の習得とその活用する力を育成することである。そこで、既習事項を用いて意見交換をし、論理的に考察することを目標とするグループ学習や創作活動等を取り入れた指導方法が必要である。第二に、興味・関心を持って学ぶ意欲及び態度を育成することである。そのために、学校図書

ロシアW杯、開催間近!

かつてのサッカー日本代表の選手たち、中田英寿、小野伸二、鈴木隆行、中村俊輔、駒野友一…。ライトなサッカーファンでもワクワクしてしまう名前ばかりだ。最近では「海外組」も増えて、マンチェスター・ユナイテッドの香川真司(現ドルトムント)やACミランで10番をつけた本田圭佑(現パチューカ)を始めビッグクラブに名前を連ねる日本人選手も出てきた。各クラブでコンスタントに先発し、活躍するニュースは珍しいことではなくなってきた。 日本と世界の差は縮まった印象があるが、まだまだ実績を考えれば「挑戦者」の立場である。ハリリホジッチのサッカー戦術はマンネリ化した日本のポゼッションサッカーを変えられる部分があったように思う。にもかかわらず、ワールドカップ出場が決まった後にハリルホジッチ監督は更迭されてしまった。これで良いのだろうか。西野監督の手腕は確かであるが、はたして急造の体制でどれだけ競争できるのだろうか。仮に好成績を収めたとして、それが「負の遺産」とならないだろうか。盛り上がりたい気持ちはあるのだけれど、一方で胸に引っかかるものがある。 さて、今日はサッカーW杯の開催月ということで、「もし自分が日本代表の監督なら誰を選びたいか」かとういう居酒屋談義のノリで個人的な好みで選手選考をしてみた。 <システム> 4-1-4-1 ハーフナー・マイク 岡崎慎司 久保裕也 遠藤保仁    山口蛍 長谷部誠 長友佑都 吉田麻也 昌子源 酒井宏樹 川島永嗣 △交代選手:久保裕也→本田圭佑 岡崎慎司→香川慎司 遠藤保仁→永井謙介 特に、ハーフナーマイクをターゲットにして遠藤保仁を経由した

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