Tom
- Jul 20, 2019
『年度当初にあたっての担任の想い』①
本日は、PTA広報誌に依頼された「担任」および「新任者」のあいつさを掲載したい。保護者や地域の人に読んでいただくということでかなり気合いを入れて書いてみた。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 人はなぜ働くのでしょうか。もちろんお金を稼ぐ必要があるが、それだけではないだろう。私は、自分が誰かの役に立つことで生きがいを感じると考えている。だから、自分では出来ないこと、例えば、漁に出るとか、患者に薬を提供するといった人材を育てることで、平和で豊かな社会に貢献したいと思っている。だからこの仕事が好きだし、生徒に近い担任にやりがいを感じています。 そんな私が学級目標に掲げている3つの教育目標(理念)を紹介させて欲しい。 第一の目標は、規則の遵守(生活)だ。学校は集団生活であり、社会に出てからも規則や常識に従って行動することが求められる。規則によって受け取り方が異なるのは仕方がないし、合理的な理由が不明瞭なものもある。しかし、最も大事なのはその規則やマナーを集団として守ることにあります。だから、私は(説明を単純化するために)「規則
Tom
- Jul 20, 2019
『頑張っている人は格好良い!』 ②
それは高校1年生の冬だった。付き合っていた彼女に突然振られた。勉強は赤点ぎりぎりの教科もあったし、部活動でも目立った活躍をしていなかった。だから、このままじゃ終われない。でも、どうする? そんな「栗原君」ではあったが、英語の辞書を引くと教科書のストーリーが何となく分かった気がした。するとその続きが読みたくなる。英語を使いこなす先生にも憧れてこう思ったのだ。「英語出来たら、格好良いじゃん!」 だから、とにかく最初は英語「だけ」を頑張った。すると徐々に英語「だけ」は成績が伸びてきた。三年生の一学期の模擬試験で学校一番になって、英語に関する職業に就こうと決めた。将来を決めるにあたっては遅すぎましたが、動機として十分だった。 そんな私が教壇で心掛けていることが3つある。1つは、実用的な英語を身に着けて欲しいということだ。英語はコミュニケーションのツール。だから私は、間違えることに抵抗を感じない。時々、通じなくて格好悪くても気にしないようにしています。まずは通じれば良いのだから。二つめに、英語を通して様々な文化や考え方、社会を見つめて欲しい。授業で扱う教材
Tom
- Jul 13, 2019
自分モード
「他がやらない、あるいはやりたくないことをやることで、価値を逆転させたい。」これは、ビームスの新ブランド『BEAMS COUTURE』のクリエイティブ・ディレクターである神田恵介の言葉だ。彼は、シトウレイなどファッション界の交友に非常に大きな影響を与えた重要人物でもある。いずれにしても普通では生き残れないのがこの世界の習わしであろう。 着る側として奇抜だなと思うのが予備校講師である。異様に派手なスーツにネクタイ、なぜか常にサングラスなどその風貌は当然インパクトが大きい。それもそのはずで、学生から人気が少しで下がれば職を失ってしまう厳しい業界だからである。同じ心理からなのか、目立ちたがり屋だからなのか。私も教員として駆け出しの頃は、その常にスーツで教壇に立っていた。だが、どうもファッション的に面白くはない。そこで毎日カラーシャツの色を変えていた。ブルー、ピンク、グリーンといった具合だ。スーツと組み合わせれば気分は予備校講師である。 あの時の衝撃は今でも覚えている。ある日、銀座にあるBurberryのショップに何気なく入ってみた。そしてそのデザイン性

Tom
- Jul 1, 2019
カリキュラム評価の理論と実践 新領域「将棋と伝統文化の時間」の創設 ~将棋の学校教育への導入~
大学院でのカリキュラム評価の理論と実践のゼミ形式の授業で作成したものだ。夕方遅くに研究室に通ったのが懐かしい。体調の悪い日もあったが頑張って出席して、楽しく学ぶことができた。以下は、そのときの研究開発研究書(演習用)である。