ラーメン食べ歩き紀行 (16) ごっつ

ごっつ 秋葉原店 「間違いなく『ごっつ』濃い!」 湯島天神に初詣に行った帰り道、どこかおいしそうなラーメン屋がないかと思って立ち寄ったお店だ。しかし、そのインパクトは「立ち寄った」レベルのラーメンではなかった。 アプリで辿りついた先にはすでに行列ができていた。お店の前には、雑誌に紹介された等の紹介があり、期待値が膨らむ。とりあえず、SNS用の撮影おもちゃがあるので記念に一枚パシャ。 店内に入るとさらに行列。カウンター席しかなく、券を購入したお客が後ろで待っている。この状況はあまり好きでない(私は外で待っている方が気が楽だ)。店内やサービスは煩雑な感じだが、食べ始めると後ろが気にならなくなるほど、個性のある味に出会える。注文したのは、かつおしょうゆラーメン(「好み」はすべて「普通」)。そして、一口食べて絶句。こ、濃い…、そして美味い。どろどろ加減で言うと、天下一品のこってりをさらに濃くした感じで、そのインパクトがすごい。「とっても」濃いのではなく、「ごっつ」濃いのだ! ニンニクを入れればさらにパンチが加わるが、少量では味が変化しないので大量投入。ちなみに、あまりの濃さのため、好みによって割りスープを頼むことも可能だ。(私も最後に入れてみたが、このお店の個性を考えると失敗で、そのままがうまいということ。) まとめると、かつお、しょうゆ、背脂を絶妙に混ぜ合わせたこってりラーメンは新年最初の当たりラーメンだった。

『差別の現在』 ~高度なロジックにある繊細な他者への想像力~

日本の右翼の一部は、非常に排他・差別的で読むに耐えない言説、目を覆いたくなるようなヘイトスピーチを繰り返す。「ヤフコメは廃止すべき」で書いたように、ネット右翼は同調することでしか繋がりを確認できず、主張に妥当性もないまま最終的には感情論で終わってしまう実態を紹介した。もちろんそのような言動を「すべきではない」と啓発的に提示することも大切であるが、今回紹介する『差別の現在』では、私たちが差別に対してどのように向き合うべきかを本質から具体的な在り方までを終始深い考察でまとめている。 著者の好井裕明氏は、出版時は日本大学文理学部社会学科教授で文学博士である。『差別言論』等の著書、「差別」に関する調査、講演も多いようであるが、随所に映画・ドキュメンタリーの詳細な記述があり、その方面への知見と愛を感じる。巻末には「差別を考える映画ガイド」まであるのが、その一方で本文はやや難解である。しかし、各章における深い見識が「おわりに」で一気に回収され、まるでミステリーの謎解きの如く読者に語りかけるもうまいのである。 「差別」に対して私たちはどれほどの認識を持てているのだろうか。日常を過ごす中でここまでの洞察力を持てる自信が持てないが、筆者は強い危機感を持って、「他者を理解できるから身体作り」と「しなやかでタフな日常文化の創造」と提唱している。「差別ー被差別」という単純な図式では捉えきれない現実やカテゴリー化が永遠に浅はかな不幸を導くことになるこを論証する。「差別されるべき存在」だと「こちら側」が勝手に思ってしまう社会的な、ある種の権威に懐疑を持たなければいけないし、自分が「差別」をしてしまう可能性

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