October 19, 2018

 夜に何気なく実用英語検定のホームページを開くと驚きのプレス発表がされていた。実用技能検定におけるライティングとスピーキングでAIの自動採点に一定の成果が認められたということである。特に衝撃だったのは、2次試験のスピーキングの対面式では、1級から3級までは順次採用していくということである。実は研究発表のサブタイトルこそが大きな転換点であると考えるのだ。英検の面接委員はいなくなってしまうのだろうか。

 補足にあるスピーキングの自動採点実証研究を読むと、AIがどの程度精度が高いかを見ることが出来る。音声(ただしノイズや沈黙等の音響的問題点...

October 12, 2018

 「人工知能は人類を滅ぼすか?」この問いは、人工知能(AI)が自我と身体を持って人類を殺戮する可能性から、私たちの身近な職を奪うことまでを含んでいる。人工知能の専門家である著者が学問的な知見からその答えを見つけようとしている。そして、ディープラーニングの歴史的な発展を踏まえた私たちの未来を予測している。

 これまでにAIは3つのブームがあった。第1次AIブームは、「推論・探索型」である。「探索木(たんさくぎ)」のような「場合分け」(If~, then…)の思考法である。「ハノイの塔」(*1)やロボットのプランニング(*2)が代表である...

October 3, 2018

「夢や目標を持って生きよう!」そんな当たり前の言葉が高校生の心に響かない。それは大人でも同じなのかもしれない。使い古された陳腐な言葉だからではないだろう。私たちが存在する社会制度や時代の流れから無意識のうちに「生きる意味」を見失ってしまったからで、本書はその理由を論理的に推論し、「生きる意味」を見出す方策を論じている。

 そのロジックは確かだ。私たちは、業績評価や経済目標といった数値に縛られて生活している。そこでは、客観的で意義を申し立てられないような状況に置かれ、個人は捨てられ、組織や社会としての効率が求められている。その後、バブル...

October 1, 2018

 本来のAO入試は、生徒の興味・関心や得意・長所等に鑑みて、学校のアドミッション・ポリシー等に十分適合しているかを判断することであった。しかし、慶應大学が始めた当初の思惑は、追随したや大学の私的な理由のために薄れていった。いわゆる大学の「青田買い」である。生徒も早く次の進学先を決定したいために、お互いの利害が一致した格好となっている。公募推薦等も含めた新しい試験制度は少子化による生徒募集の激化で当初の目的を失いつつある。

 ところが、そうした動きとは対極をなす高大接続のシステム構築が行われていようとしている。それは、理系を選択している...

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