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ラーメン食べ歩き紀行 (18) わいず

神田ラーメン わいず

「うまい!が家に届きます」


 訪れたのは21時頃。外食続きによる胃の疲れと行列でちょっと入店をためらったが、どうしても「神田ラーメン」なるものを挑戦してたくなった。

 食券を購入し、順番が来たので、席を示される。食べてる人に鞄がぶつからないように身を縮めて入ったと、頭上の棚になんとか荷物を入れ込む。トイレに行くのも一苦労だ。カウンター越しに汗だくでスープを仕込んでいる姿とその匂いに期待が膨らむ。着丼してスープを一口すすると、濃厚で深みのある味に一気に引き込まれた。「うまい!」と心の中で叫ぶ。今夜は極上品が堪能できると思ったのだが…。

 これはお店側にはあまり過失がないのかもしていないが、肩がぶつかりそうな店内で、隣の客が同僚らしき仲間と話を始めたのだ。お店には黙食の張り紙等があれば良いのだが、お客にしゃべるなのとは言いにくいだろう。ただ、気になって途中から味に集中できなくなっしまった。そこで、ここでの採点を見送った。再訪でない愛。実は、お取り寄せで味わえるからだ。

 改めて自宅で実食。お取り寄せラーメンのスープは冷凍されていて、ほぼ現地の味に近い。豚肉は若干硬かったが、それは仕方がない。それでも、あの夜の味を堪能できた。さすが、そして、確信した。「やっぱり、うまい!」

 そういうわけで総合点は家庭でのお取り寄せを評価します。

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