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今年の漢字2021

 今年も新型コロナウイルスは猛威を振るった。新型コロナウイルスは拡大と終息を繰り返したが、特に、オリンピック・パラリンピック(東京五輪)の開催中のコロナ感染拡大第5波はかなり深刻に感じた。一部の人間のために5年越しで強硬手段を取ったことに対する政治への絶望感を感じた。ただ、一方で、藤井聡太四冠は王将戦の挑戦者になって五冠になる可能性を秘めている。そういうわけで、今年の漢字は「五」を予想していた。しかし、実際には、「金」。かなり残念。これは日本漢字検定協会が悪いのではなく、投票する私たちの「漢字リテラシー」が低い。また、五輪前はコロナパンデミックであれほど混乱していたにもかかわらず、金メダルラッシュで感動したとかいっている感覚が理解できない。選手の活躍を否定しているのではなく、一年の総括文字を「金」にしてしまう国民の「政治リテラシー」が悲しい。

 それでは、毎年恒例の「私の今年の漢字」シリーズ。

2008年「転」

2009年「停」

2010年「躍」

2011年「結」

2012年「蓄」

2013年「修」

2014年「再」

2015年「二」

2016年「合」

2017年「落」

2018年「接」

2019年「暴」

2020年「進」

 仕事ではある一定の成果を出せ、評価を頂けたのかと思っている。中核も担ってたことを考えると「幹」だろうか。もちろん後悔や反省といった多くの枝葉の部分まではうまくいかなかったし、とても自信が持てる結果ではないのだけれど…。責任や仕事が重くなり、プライベートに余裕がなくなったのが苦しい1年だった。

 さて、みなさんの今年の漢字は?



※参考文献

日本漢字検定協会、(2021)

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