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第8回 夏の教育セミナー 2021〜新しい英語指導法にむけて〜

 夏の教育セミナーは今年もコロナ感染拡大感染防止対策としてオンライン開催となった。これなら夏休みの自分の都合のつく時間にどこからでも参加できるので受講しやすい。

 毎回、冒頭には文部科学省の関係者による指導要領や大学入試関連の講演があるが、毎度歯切れが悪い。もちろん文部科学省が掲げる理念や方向性の概略を理解する機会にはなる。セミナーの規模が大きく、登壇者も思いつきで話せないことが多々あるのは分かるが、入試改革の頓挫に見られるように細部を説明しきれていない印象を持つ。

 今年は8月と9月の2部構成だった。英語科の第1部は新鋭の武藤一也先生は、CERTA(PassA)で合格した驚異の英語力を有している。共通テストの問題構成とその模擬問題作成や指導方法のポイント、例えば、パラフレーズの重要さなどを学べた。第2部の講師は、おなじみの安河内哲也。以前よりも4技能習得に関する理論的な説明が深くなったように感じた。音声指導の徹底、易しめの教材の活用、交差試験の工夫や指導技術の共有によって、ディスカッションといった高レベルな活動方授業展開の提案されたいた。

 また、翻訳の部分は基本的にAIに取って代わられることになるだろうが、その文章の責任を持つのは人間という意味でその文章に関して読む・書く知識・技術は必要になる。また、コミュニケーションには関しては機械による代替に限界があるとも述べた。そして、世界で英語がノンネイティヴを含めて広く使われている実態に鑑みると、多様な英語を学ぶ重要性も強調されていた。私にとっては安河内哲也先生のAI時代における英語学習の意義についても理解できたのは非常に大きな意味があったと考えている。



※参考文献

第8回 夏の教育セミナー 2021、日本教育新聞・株式会社ナガセ

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