部活動選択制の提案


 部活動は、生徒も教師が強制的に関わる制度は廃止すべきだ。現実的に、学校現場は国際競争社会の中で、英語力や向上等の学力指導から、発達障害等の生徒指導状の問題、さらにモンスターペアレンツなど学校現場は心身共に余裕がまったくない。

 例えば、私が視察した豪州では部活がない。高校では15時以降の放課後は生徒の時間だ。生徒が自主的にスポーツやアルバイトなどに励んでいる。教師は教科指導の準備が十分に取られている。これが本来の学校教育の姿だ。

 部活そのものを否定するというよりは、放課後の時間は生徒に委ねるべきだということである。放課後はあくまで放課の後であって、強制的に学内に縛るほうがおかしい。生徒が自分の興味・関心に合わせてスポーツやボランティア(高校生はアルバイトなど)をすれば良いのだ。そして、教師は部活動のプロではなく、学習指導のプロであるべきだ。日本の英語指導を例に取ると、英語教師を実力不足だと短絡的に嘲笑するのは現状を知らないだけだ。時間と余裕がないだけだ。

 そもそも教員採用試験で明確な部活動指導能力の検査はないのだから、教師が任意の部活動の指導をすることは責任と安全管理に関して大きな問題である。むしろ民間の団体等にとってはビジネスチャンスいにならないだろうか。政府が生徒及び指導者に補助金を出して活動を促進すれば良い。「餅は餅屋」である。制度が確立すれば、各分野で先進的な取り組みに結びつく可能性もある。

 生徒も教員もお互いに時間の使い方が本業でなくなっている。はまず部活動は強制でなく選択制にすべきだ。そして、部活動選択制が今後の学校外の自主的な活動に結びつくことを願っている。

※参考文献:部活問題対策プロジェクト


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