リスニング勉強法(概論)

February 17, 2018

 リスニングの勉強というと、ラジオや教材を使って大量の英語を聴くことを思い浮かべるかもしれない。しかし、上級者になるまでは、「量より質」を重視した方が早く上達する。これは理論的にも自分の経験からも言えることである。

 話される英語が理解できないならば聴くことは出来ない。例えば、”Check it out.”(見てごらん)は英語の発音法則やリエゾンによって「チェケラウッ」と聞こえる。それ以外の音として聴こえた場合、自力で矯正していくことは困難であり、それぞれの単語の意味などが分からなければただの音である。言い換えれば、「正しく音読が出来れば聴こえる」ことが大原則となる。従って、自分の聴こえない部分を明らかにして矯正していくことがリスニングの勉強方法なのである。

 そこで試行錯誤の末にたどり着いたのが(それぞれの頭文字を取った)「DLOS勉強法」である。

 ⑴ 1度だけ聞いて理解力を確かめる

 自分の実力を確認する。

 ⑵ 回数無制限、辞書・参考書ありで聞く

 自分の解答が決まるまで繰り返す。

 ⑶ ディクテーションをする(解答の最終確認) 【D: Dictation】

 聴こえた英文を書き取って行く。聴こえた部分とそうでない部分を整理することができる。また、解答を誰かに見てもらい、正解するまで繰り返すとなお良い。次にスクリプトを見て確認をし、語彙や文法、聞き取れなかった部分などは赤で訂正し、弱点を明確にする。

 ⑷ 再度、リスニングをしてみる 【L: Listening】

 100%完全に聴こえることまで繰り返す。

 ⑸ オーバーラッピングをする 【O: Overrapping】

 「正しく音読出来れば聴こえる」を原理とした訓練であり、同時に次のシャドーウィングの橋渡しになっている。(音声がゆっくりに感じるほど音読出来ないと次にうまく繋がらない。)

⑹ シャドーウィングをする 【S: Shadwing】

 聴こえる英文をわずかの間を置いてチャンクごとにリピートして行く。英文の意味や発音等の厳密な正確さが必要である。(難度が高いので少しずつ量を増やすようにすると良い。)

 そこで、扱う題材はスクリプトがついている質の良いものでなければならない。また、難易度は自分の目標となるレベルのもの、またはそれより少し優しいものの方が良い。例えば、英検1級を目指すのであれば、英検1級の過去問、または準1級から始めるのが良いだろう。小手先のテクニックに頼るのではなく、時間と労力を掛けて確実に力のつくリスニングを高めることが大切である。

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