• Tom

教育の原点は社会貢献


早稲田大学には正門がない。大隈講堂の前が正門にあたるのだが、講堂を背にして左手奥に守衛室はあっても門がないのだ。これは、大学の幅広い学生を受け入れる姿勢を示していると聞いたことがある。早稲田大学は中長期的にはアジア重視を打ち出して、国際的に貢献できる人材の輩出を目指している。そして、大学の国際化におけるリーディング・ユニバーシティを目指しているのだ。実際、私の同期には社会人を含めて広く門戸が開かれていた。「国際的なプレゼンスを保つためにも、世界と交わり、世界の英知を集めること」(同大国際部長)を目指している。

早稲田大学が私立大学であることは、国立大のような国家的戦略に縛られことなく独自の理念に基づいて高等教育を行うことが出来ることを意味する。早稲田大学はむしろ反骨精神の塊だと言う人もいるそして、3つのC、すなわち、競争力[Competitive]、協力[Cooperation]、貢献[Contribution]を重視している。そんな見学精神に共感して来日する留学生も多い。特に、最後の貢献は早稲田大学の目指す教育のキーワードになっている。

奇しくも、「貢献」という単語は、私が担任を持つときに掲げる学級目標と同じだ。自分の受け持つ生徒が将来、平和な社会を創造するために十分に貢献して欲しいと願っている。だから、早稲田大学で学んだ後に、母校が特に重視する理念の一致していることに誇りを感じている。やはり、教育の原点は平和社会の想像なのである。

※参考文献

早稲大学校友会、(2018.8) 『早稲田学報』


7 views

Recent Posts

See All

東京都4級職(主幹)試験面接対策 「4級職(主幹教諭)として抱負」

東京都の4級職、主に主幹教諭(A選考)の志望理由署の例を以下に載せてみた。『最新 教育キーワード(13版)』などを参考にしながら、4級職の位置付け、つまり管理職と主任教諭及び教諭との中間で何ができるかといった視点が求められる。面接試験では志望理由にある内容に関連したより広くかつ具体的な内容を問われるだろう。自分の中に大きな核のようなものを持っていたい。以下は例文として参考にしてほしい。 *****

衝撃!英検が採点にAI導入を発表(後編)

AIの飛躍的な発展によって、私たちの生活が大きく変わろうとしている。現在の技術革新と社会動向をみれば、日本英語検定協会が採点にAIを併用導入することは必然的だった。はたしてこの精度が飛躍的に伸びたら、人間の採点、例えば面接委員は不要になってしまうのだろうか。その場合、私たちに求められている英語の4技能はAIに補完されうるのか。ここに英語(他言語も含む)の学習(指導)意義はあるのあろうか? 上記の問

夏の教育セミナー 2020 〜L・Rは日々の積み重ね〜

今年の夏の教育セミナーは、新型コロナウイルス感染防止の観点からオンラインで視聴するという形になった。実施会場まで足を運ばなくて済んだももの、多忙からすべての内容を視聴することが難しかった。ただ、言うまでもなく例外なのは受験生や保護者、そして指導する教職員、教育関係者も同様である。個人的には、大学入学共通テストを始め、2学期の戦略を立てる上で重要な視点を再認識できたとように思う。安河内哲也氏の動画は

Featured Posts

Categories

Archives