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ラーメン食べ歩き紀行 (11) 二代目武闘家


二代目武闘家

「強烈な個性です!」

3年前に一度訪れたことがあるのだが、あの独特の濃いスープを味わいたく、再訪問することにした。場所は、中野駅の南口から3分と非常に近い。新宿から20分あればついてしまう距離だ。近くには自転車置き場もあるので便利である。

さて、早速中に入るとカウンター席の後ろに5~6名が立って並んでいる。ただし、ここは店員の作業が素早いので回転率が早いので、食べているときもプレッシャーは感じない。待っている間は、なぜか壁に貼ってある大量の名刺を見てしまう。

着席技もカウンター越しの店員のラーメンを作っている姿を見ているとテンションが上がる。「せいやぁぁぁ~」といった元気な掛け声と、気合いを入れて本気で釜を回している姿を見ていると、心からラーメン作りを楽しんでいるように見えるのだ。

さて、ラーメンであるが、とにかくスープが濃いのが特徴だ。家系の中でもその濃さはトップレベルだと思う。まるで「スープの粉を飲んでいる」ような錯覚さえ覚えてしまう。(もちろん実際はそんなにドロドロしているわけではない。)麺がスープをしっかり絡みとってくれるが、かといってスープが足りないと感じることはまずない。しかも、これだけ濃いスープなのにも関わらず、卓上のニンニクを入れると味が最高に確変するのだ。このニンニクでパンチを効かせたどろどろのスープが唯一無二の個性を作り出している。あまりの濃厚さにしばらくは来れないかなと思ってしまうところも正直あるだが、それぐらい強烈な個性である。

店内の雰囲気は男臭さ満点であるが、そのサービスはきめ細かい。ランチに訪れたので、ライスは無料でしかもおかわり自由だ。カウンターにはフリーサービスのお新香もある。ちなみに、5歳の息子と1歳の娘も連れて行ったら、帰り際に飴玉をもらえた。そこまで気を使ってくれるところもまた、武闘家らしい個性だと感じるのだった。


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