今年の漢字 2018
日本漢字検定協会によると今年の漢字は「災」。日本が自然災害に苦しむのは今に始まったことではないけれど、西日本豪雨で死者220人超が亡くなったり、台風21号による冠水の被害、さらに北海道地震による土砂崩れなどで死者は40人を超えた。災害だけではない。省庁の障害者雇用水増しや、汗が噴き出すほどの猛暑(ちなみに熊谷市では41.1℃を記録)といったこともあり、私としては「水」という文字が頭に浮かんだ。
さて、ここからはGHF’03から続く毎年恒例の「私の今年の漢字」シリーズ。
2008年「転」
2009年「停」
2010年「躍」
2011年「結」
2012年「蓄」
2013年「修」
2014年「再」
2015年「二」
2016年「合」
2017年「落」
今年は…、面目も潰れ、不慣れなポジションでひたすら困難に直面した年だった。たぶん私は1年中、不満げな面を被っていたのだと思う。そう、今年の漢字は「面」だ。一方で、英語キャリアの最高峰に加わり、新年の目標も立てて地道に努力してきた。この辛い修行の日々が次へのステップに接続していく。智の泉から湧き出す希望がいつか芽を出し、空に向かって飛び立っていく。次のステージへ接近していくための時間だと信じたい。サブの漢字として「接」を入れても委員じゃないかと言い聞かせている。
2018年「面」
さて、みなさんの今年の漢字は何でしょうか?
※参考文献
日本漢字検定協会、(2018)
Recent Posts
See Allあけましておめでとうございます。本年もよろしくお願い致します。 今年の干支は「辰」だ。辰はワニの顎や鹿の角などの複数の動物の部位を組み合わせたドラゴン[龍]であるとされ、十二支の中で唯一の架空の生物である。なぜ十二支の中に実在しない動物が入り込んだのかははっきりとしていない...
日本漢字検定協会が公募、発表した今年の漢字は、「税」だった。実は「税」に関する大きな施行はなかった。政府が財源確保のために「税」に関する議論が活発であったからだ。首相の今後の方針が憶測を呼び、「増税メガネ」という不名誉なあだ名までついてしまった。ただ、この漢字「税」は庶民が...
「在野」の意味は、辞書には「① 野外に居ること。田野の間に住んでいること、② 公職につかないで民間に居ること、③ 政党が政権をとらないで、野党の立場にあること、の3つが載っている。しかし、早稲田大学にとっては、交友(=卒業生)も含めて一般的な意味とは違う意味を持っていること...