東京都主任教諭試験論文対策 「主任教諭としての課題と解決策」

April 7, 2019

 東京都主任教諭問題は大まかに言うと「主任教諭としての課題と解決策」(=主任教諭としての助言と指導の課題(2つ)と経験等を踏まえた解決方法」)について書くことである。

 そしてポイントは、

 

・あらかじめ型を決めておき、自分の知識・技能・経験・実績等を整理して、本番は「清書」するだけにする

・「教諭(教員採用試験)とは異なり、主任教諭として学校を運営する視点を持つこと」

 

である。

 以下はそれを踏まえた模範解答例である。ただし、内容は2018年度現在のもので、模範解答例として成立する程度に内容を脚色および省略してある。つまり、内容は架空ものを含んでいる。以下の見本は上記の着眼点とそれを構成するロジックを確認をするめのものとして読んで欲しい。

 

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(例)

 英語の苦手な生徒が多く、多様な進路の学校が私の勤務する現任校である。私は英語科の教員で生徒指導、および自立支援を担当しているが、本校には解決すべき喫緊の課題として、以下の2つがあると考えている。

 第一に、英語教育に関して、日本にはコミュニカティヴメソッドに関する資源や情報等がまだ多くないため、生徒の英語による言語活動を、どのようにオールイングリッシュで促していくかが課題となっている。しかし、英語科には積極的に授業改善を図る研修体制や情報共有の場が構築されておらず、その意識にも乏しいことが現任校の課題である。

 第二に、校内の教職員だけでは、進路指導や学習活動への支援が難しい事例が増えてきており、これらを担任が対処法に迷い、一人で抱え込んでしまうことも少なくない。例えば、現任校では(省略)が挙げられる。そこで、学校外の専門的な教育資源を活用する新しい連携を構築することが課題となる。

 私は主任教諭として、これらの課題を踏まえて授業改善、分掌業務等に率先して取り組む。

1.新しい校内研修の企画及び実践による授業改善を先導する
 新学習指導要領を見据えて、生徒にバランスの取れた英語の4技能を向上させる指導を目指し、私は校内研修の実施と情報共有の方法を工夫していく。先日、現任校で研究授業を行い、校内研修会を開催した。授業後の協議では、私自身が軸としている英語指導理念の一つである、音読によって英語を体で覚えていく理論と実践の融合を紹介できた。また、授業参加者は、協議のファシリテーターとともに授業者と対等な立場で「生徒の目線」から学べたことを発表し合えた。今後はこのような先進的な研修体制を定期的に企画していき、英語科が一丸となって授業改善に取り組む旗振り役を努める。そして、授業で生徒が英語を主体的・積極的に学びながら4技能を伸ばしていく言語活動を展開していく。

2.自立支援チームを活用した生徒の生活および生活指導の充実を図る
 本校にはユースソーシャルワーカーが週に1日来校している。そこで、自立支援担当教員として、この学校外の教育力の強みを生かした教育活動を、どのように展開できるか、また、校内に普及させるかを考えた。まず、生活・進路アンケートを各学期初めの年間行事へ組み込み、その分析に従って個別面談を担任は設定する。そこで得た情報を基に、必要に応じて養護教諭や学校医も含めた学年会議やケース会議を開催し、対応策を練る。保護者会では事業紹介を行い、協力を得られるよう周知する。そして、生徒対応で困難を抱える担任、学年団とともに、生徒の福祉的困難の解決や行政の職業的支援の拡充を行っていく。これらの活動が職員全体に周知されることで、組織的に支援事業が活性化し、生徒への生活指導や進路指導を充実させる。

 主任教諭は、学校運営で中核的な役割を果たしていくことになる。私は、校長の学校経営方針を踏まえ、主任教諭として常に創意工夫と改善を重ね、教育課題解決に向けて尽力する。

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