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今年の漢字 2019

 「無難だな。」これが率直な感想だ。日本漢字検定が公募して発表する今年の漢字は「令」になった。平成から「令和」に変わったことに加え、その元号の由来が古典に由来することで、日本の伝統文化を再認識するきっかけとなったからだとい

う。一年の総まとめの漢字が否定的なニュアンスでないことは喜ばしいことだ。

 さて、ここからはGHF’03から続く毎年恒例の「私の今年の漢字」シリーズだ。

2008年「転」

2009年「停」

2010年「躍」

2011年「結」

2012年「蓄」

2013年「修」

2014年「再」

2015年「二」

2016年「合」

2017年「落」

2018年「接」

 今年は3年ぶりに担任に復帰したのだが、とにかく大変な学年だった。毎年、担任専用ノートとしてモルスキンのノートを使用している。例年は半分から三分のニ程度しか使わないのに、今年は12月で残り数ページだ。いろいろあり過ぎて「暴」の字が真っ先に浮かび、そしてそれ以外は出てこなかった。だからこうしよう。私の住んでいる地域は、年間で2回も台風の「暴」風域に入った(しかも一回は台風の目が通った!)から「暴」ということになったのだと。

 さて、みなさんの今年の漢字は何だろうか?

※参考文献

日本漢字検定協会、(2019)

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