
Tom
- Aug 21, 2020
釣り 〜初級編〜
(イスズミ~記念すべき最初の出会い ) 一番自分が趣味として選ばないだろうなと思っていたのが釣りだった。人間の快楽の理由で生き物の命を粗末に扱うのではないかと思っていたからだ。ところが知人の影響でなんとなくサビキ釣り(餌をまいて魚を集め、複数の針がついてる仕掛けを垂らす)をしたところ、いきなり中型のイスズミを釣ってしまった。塩焼きにして食べると美味だった。(息子の1匹目はミナミハタンポ。)それ以降も、ミナミハタンポやカマスなどが釣れ、ギャンブルに似たような中毒性があるのか、完全にハマってしまった。 (上:小型のミナミハタンポと長細さに驚いたカマス) (下:イサキ~初心者用の竿で釣れたときの驚きは忘れられないヒレキントキ) アカハタやイサキといった中型の魚が釣れるようになった頃に、別の知人から大量の釣具を格安で譲ってもらった。それをきっかけに入門者用の釣具からよりしっかりした装備を準備するようになった。最初はほとんどの釣具の意味が分からなかったが、今でこそほとんどの意味や使い方を理解した。また、虫ヘッド(重りと針がセットになった仕掛けで、岩陰や堤防

Tom
- Aug 16, 2020
新型コロナウイルスの論点整理 2020
世界が新型コロナウイルスで大混乱している。日本でも毎日のように感染状況やその対策が議論されており、ウィズコロナやソーシャルディスタンスといった横文字が並んでいる。私たちはこの状況をどのように捉えていくことが出来るか。今年も学研の小論文研究会講師である大堀精一氏の提言するように、社会問題の比較・普遍化、抽象化といった技法を通じて考察していきたい。 そこで例年通り、まずはここまでの世界や日本の歴史的な変遷と現在の状況を大堀氏の分析を参考しながら繋げてみたい。国際化社会からグローバル社会に移行し、グローバル・サプライチェーンが確立された。また、インターネットの普及によりコミュニケーションのあり方も一対一から一対匿名の複数へと変わった。2011年のエジプト革命のように未知の人々が同一の行動を取ることで大きな変革を成し遂げたのはその象徴だろう。インバウンドに重きを置いた経済活動も盛んで、世界遺産はその保存は名目であってビジネスの一環であるという指摘を完全に否定することは出来ないだろう。こうした動きは日本にも現れている。バブル崩壊後は、日本の雇用システムであ