Tom
- Dec 30, 2021
今年の漢字2021
今年も新型コロナウイルスは猛威を振るった。新型コロナウイルスは拡大と終息を繰り返したが、特に、オリンピック・パラリンピック(東京五輪)の開催中のコロナ感染拡大第5波はかなり深刻に感じた。一部の人間のために5年越しで強硬手段を取ったことに対する政治への絶望感を感じた。ただ、一方で、藤井聡太四冠は王将戦の挑戦者になって五冠になる可能性を秘めている。そういうわけで、今年の漢字は「五」を予想していた。しかし、実際には、「金」。かなり残念。これは日本漢字検定協会が悪いのではなく、投票する私たちの「漢字リテラシー」が低い。また、五輪前はコロナパンデミックであれほど混乱していたにもかかわらず、金メダルラッシュで感動したとかいっている感覚が理解できない。選手の活躍を否定しているのではなく、一年の総括文字を「金」にしてしまう国民の「政治リテラシー」が悲しい。 それでは、毎年恒例の「私の今年の漢字」シリーズ。 2008年「転」 2009年「停」 2010年「躍」 2011年「結」 2012年「蓄」 2013年「修」 2014年「再」 2015年「二」 2016年「合
Tom
- Dec 9, 2021
『マイウェイ総合英語』刊行記念 三省堂主催セミナー〜授業改善のヒントに〜
大学入試改革の中、英語科指導の中で最も大きく変化したのが共通テストの問題、特にリスニングの配点がリーディングと同じになったことだ。これは新学習指導要領が4技能重視のアクティヴラーニングを推進する以上のインパクトがある。結局、生徒の学習のモチベーションや教師側の求められる実績に直結するからだ。そういった理由でこの研修会に興味を持って参加した。 講義の結論から言うと、自分がある程度英語を極めた学習方法が教室という場で具現化されていたことだ。自分が長年試行錯誤した結果の勉強法はやはり間違っていない。あとは、それをいかに従業の活動型に落とし込むかだ。予備校の授業は限定された時間数で完璧なシナリオがある。それはほぼ毎日授業をこなす高校教師と若干教材研究や見せ方などが異なる。それでも、吸収できるところは改善していき、持続可能な指導を考えるきっかになった。 英文法指導には従来の流れもあり下位層に英語のみの指導は現実的ではない、様々な見がある。体系系的に知識伝授することの功罪わや学べたとは大きい。生徒の習熟度に応じて、音読重視と実践からの矯正という実践重視に移行
Tom
- Dec 2, 2021
第8回 夏の教育セミナー 2021〜新しい英語指導方にむけて〜
夏の教育セミナーは今年もコロナ感染拡大感染防止対策としてオンライン開催となった。これなら夏休みの自分の都合のつく時間にどこからでも参加できるので受講しやすい。 毎回、冒頭には文部科学省の関係者による指導要領や大学入試関連の講演があるが、毎度歯切れが悪い。もちろん文部科学省が掲げる理念や方向性の概略を理解する機会にはなる。セミナーの規模が大きく、登壇者も思いつきで話せないことが多々あるのは分かるが、入試改革の頓挫に見られるように細部を説明しきれていない印象を持つ。 今年は8月と9月の2部構成だった。英語科の第1部は新鋭の武藤一也先生は、CERTA(PassA)で合格した驚異の英語力を有している。共通テストの問題構成とその模擬問題作成や指導方法のポイント、例えば、パラフレーズの重要さなどを学べた。第2部の講師は、おなじみの安河内哲也。以前よりも4技能習得に関する理論的な説明が深くなったように感じた。音声指導の徹底、易しめの教材の活用、交差試験の工夫や指導技術の共有によって、ディスカッションといった高レベルな活動方授業展開の提案されたいた。 また、翻訳