クラシックにリクエスト
難解な頭脳戦では、ときに頭をクリアにすることも必要なのだろう。「ひふみん」の愛称で親しまれている本将棋棋士である加藤一二三(九段)は42歳で名人位を獲得した。2日制の名人戦(番勝負)では、その合間にクラシックを聴いていて、結果、名人位獲得の原動力になったそうだ。
ところで先日、母校の学園祭が行われたが、今年もハイブリッド開催だった。遠隔地にいてもメインステージや教室企画などが視聴できた。新型コロナウイル感染症拡大かすべて悪いわけではない。
クラシックは敷居が高く、敬遠されがちである。しかし、上記のようなハイブリッド開催など手軽なアクセスがクラシックをより身近なものにさせるかもしれない。ひふみんのようにクラシックを聴いてちょっとエネルギーをチャージしようてといった感じで。
GHF’03のメンバーにはクラシックに精通している人が多い。リサイタルをやっていて、それを見に行ったこともあるが、やはりプロは違うなと驚いたものだ。メンバーからのリサイタルのお知らせがあり次第、報告したい。
※参考文献
早稲田大学校友会、(2022・2)『早稲田学報』
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