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疲れ切った土曜日

 新型コロナウイルスの感染者が毎日のように報道される。毎日繰り返される感染者数にうんざりしている読者も多いことだと思う。それは、教育現場でも同様で無駄に学習時間だけが増え、生徒も教職員も心身ともに疲れ切っている。

 新型コロナ対策で休校期間で授業が出来なかった部分を土曜授業で補おうとする。しかし、平日ではこれ以上授業時間は確保できないから、土曜日に授業が割り当てられる。休校期間には動画配信や遠隔授業などで一定の学習指導がなされていることはあまり考慮されていない。年間の授業日数を確保するため、言い換えれば、数字上の辻褄を合わせるために土日や長期休暇も登校させられている。

 学校での学習時間を確保すれば学力が伸びるという発想が安易なのだ。「教える」ということは対面である必要はない。例えば、動画配信で基本的な部分を提示し、それ以外の応用・発展の部分は家庭で演習・実践ということも十分に可能だ。休校期間の学習が十分に認められず、週末に部活も重なれば気分も負担も重くならないほうが不思議だ。

 政府は年末年始の休業を1月11日まで延長することを要請し、初詣や帰省の日を分散させるという。医学的に見れば妥当な判断だろう。しかし、子どもがいない年末年始を過ごすことになりそうだ。この矛盾はどう解決していくのだろうか。今日は土曜日。それでもやるからには授業はしっかりやりたい。



※参考文献

読売新聞、「年末年始休暇、政府が1月11日まで延長要請へ…初詣・帰省の人出を分散」(https://www.yomiuri.co.jp/national/20201023-OYT1T50233/)

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