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Feb 1
『AIと法の時代』〜AIと法の難問を把握する〜
ディープランニングなどの技術発展により第三次AIブームが来ている。どのような倫理観や規制によって共存していくかも世界的な課題である。以前から私は法とAIの関係性に興味があったので、『AIと法の時代』を手に取ってみた。 著者の小塚壮一郎は、上智大学法学科大学院教授等を経て、学...
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Jul 30, 2022
『正義を振りかざす「極端な人」の正体』〜ヤフコメの真実〜
「(ヤフーコメント欄では)彼らは、ネット右翼と呼ばれ、「韓国人は出て行け!」といったヘイトスピーチを繰り返す。それは排他主義的でヘイトだと指摘すれば、原因は相手側にあるとい、言論の自由を持ち出す。議論を続けても最終的には「お前は在日」と罵られて終わる。議論が出来ない人々であ...
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Jul 14, 2021
『mac OS パーフェクトマニュアル』シリーズ〜最新のmacOSの全体像がつかめる〜
「なんて綺麗な画面なんだ!」これがApple製品、MacBook Airの出会いだ。新しいラップトップコンピュターを探しにヤマダ電機総本店を行って、一目惚れをしてしまった。Macbook AirのスタイリッシュでクールなデザインはWindowsをはじめとした他社製品にない大...
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Jul 9, 2021
『たったひとつの「真実」なんてない』〜懐疑的な消費者・賢い主体者〜
私たちは決してメディアに振り回されていないと信じている人は多いと思う。以前、ヤフコメは廃止すべきで論証したように、一部の情報、それも自分に都合の良いソースだけを切り取ってメディアに吸収されていく。このようにメディアの本質が見抜けない状況は、私たちがメディアリテラシーをさらに...
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Feb 8, 2021
『人工知能の「最適解」と人間の選択』〜 AIとの共存はあり得るか?〜
2017年2月22日、日本将棋連盟は将棋の電脳戦が終了を発表した。この時、私はこれから訪れるであろうAIとの共存時代の到来の予感として衝撃を受けた。(『電脳戦が終わる意味、2017年6月22日のブログ記事』)本書も将棋好きの筆者が同じ切り口からAI問題を議論していく。NHK...
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May 11, 2020
孤独の解消 ~早稲田のクリエーター 藤吉オリィ~
インターネットを通じて遠隔操作ができる『Orimime』(オリヒメ)というロボットがある。そのロボットにはカメラ付いているので、遠隔操作している人、つまりカメラの向こう側にはユーザーがいて、私たちの顔も見えている。ペンギンのような手をパタパタさせながらリアルタイムで質疑応答...
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Feb 12, 2019
AIは人類の味方?敵?
最新の医療では、誤診を防ぐためにAIによる画像診断の研修が進んでいる。例えば、エルピクセル株式会社の開発している「EIRIL(エイリス)」は、病変が見られる医療画像を学習し、MRIなどの画像の診断を行うことが出来る。エンジニアの後藤氏は、「AIが医師の代わりをするのではなく...
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Oct 12, 2018
『人工知能は人間を超えるか -ディープラーニングの先にあるもの-』 〜AIの歴史と将来の展望〜
「人口知能は人類を滅ぼすか?」この問いは、人口知能(AI)が自我と身体を持って人類を殺戮する可能性から、私たちの身近な職を奪うことまでを含んでいる。人口知能の専門家である著者が学問的な知見からその答えを見つけようとしている。そして、ディープラーニングの歴史的な発展を踏まえた...
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Sep 28, 2018
『AIが人間を殺す日 ー車・医療・兵器に組み込まれる人工知能ー 』 〜AIがもたらす本当の脅威〜
映画『ターミネーター』シリーズでは、AIの搭載された殺人マシーンが人類の滅亡危機を引き起こすという設定になっている。架空のコンピューター・ネットワーク「スカイネット」が人類に反乱を起こし、人類滅亡の危機となる日を”Judgement...
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Jun 30, 2018
AIとその周辺の論点整理 2018
医学がどれほど進歩してもなかなか医療事故は減らない。例えば、癌患者が誤診断をされ、手遅れになったという事例は後を絶たない。医学はミスを許されない世界であるが、人間が行う以上はそのリスクを完全に排除出来ない。しかし、今後はそうした医療ミスが限りなくゼロに近づく可能性がある。A...